株式会社 中村産業 |
ポケット式ロックネット工 | ||
工法概要 | 写真集(その他適用例) | 採用実績 |
落石防護網工 【ポケット式ロックネット工】 |
落石エネルギーをワイヤロープの伸びと金網の変形、落石とネットの一体運動によって吸収するという、綿密な強度計算に基づいた合理的な構造です。 |
【適用例】 ポケット式ロックネット工 型式:TPH-4.0G 1500型 |
写真集(その他適用例) |
【工法概要】 ■ワイヤロープと金網で構成されたネット部で落石エネルギーを吸収します。 ■可能吸収エネルギーは約50〜100kJです。(型式、落石質量等条件により変動) ■路側に余裕のない道路際の対策工として切土斜面など凹凸の少ない斜面に向いています。 ■ネット上部は開口しているため、高所で発生した落石に対応、捕捉可能です。 ■縦主ロープ間隔3.0m、横主ロープ間隔5.0m、支柱間隔3.0mを標準としています。 ■軽量で安価な部材を使用しているため、容易に施工でき経済的です。 ■支柱は2.0m〜4.0mが設置可能。金網は2.6φ、3.2φ、4.0φを標準としています。 |
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【設計上の留意点】 ◇地形への適用性について ポケット式ロックネット工の支柱は2.0〜4.0m高さがあります。落石の跳躍等を考慮し、地形に合わせて支柱高さを選定してください。なお、凹凸の著しい地形や沢地形の場合は地形への適応性の高い工法の検討が必要です。 ◇支柱の設置について ポケット式ロックネットの支柱設置間隔は標準3.0mです。設置位置は落石ルートを避けるようにしてください。支柱が落石ルートに位置してしまう地形の場合は落石ルートをかわして支柱の間隔を広くできる工法の検討が必要です。 ◇落石形状について 落石形状が岩質などにより鋭利である場合、金網を局部的に破損させ突き破ってしまう場合があります。落石の形状が鋭利であると想定される場合、落石エネルギーに応じた型式選定ではなく、1ランク以上上級の型式、またはロープを密に配した工法の検討が必要です。 |
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